7月27日(現地時間)、Appleから最大12コアを搭載可能なMac Proの新世代モデルが発表されました。

まず注目すべきは32nmプロセスルールで製造されるWestmere世代のIntel  Xeonプロセッサーが採用され、BTOオプションで用意されている6コアのXeonプロセッサーを搭載することで2-wayモデル(Apple Storeでの呼称は8コアモデル)ではHyper-Threadingテクノロジにより最大24スレッドの同時実行を可能となります。

1-wayモデルでは基本周波数3.33GHz、ターボ・ブースト時3.6GHzで1CPU用6コアXeonでは最高速となるXeon W3680を搭載することが可能ですが、2-wayモデルでは2-way用6コアXeonの最高速モデルであるX5680ではなく、1ランク下となる基本周波数2.93GHz、ターボブースト時3.33GHzのXeon X5670を搭載可能となっています。

2-wayモデルにおいて最高速のCPUを搭載しないという点はNehalem世代のXeonプロセッサーを搭載したMac Proの前モデル同様、消費電力の増大、廃熱の処理によるコストアップを回避した結果だと思われます。

8コア、12コアといったモデルを選択するユーザーの多くは少しでも早くレンダリングを終わらせたい映像分野などヘビーユーザーでしょうから、競合するHP Z800と比較すると若干見劣りする感は否めません。やはりProを謳うなら、たとえ専用クーラー、専用ヒートシンクなどでコストアップに繋がったとしても2CPUモデルでもX5680を搭載してもらいたかったところです。(かつてPower Mac G5では水冷クーラーが搭載された実績もあり不可能ではないでしょう)

とは言え、Final Cut Proユーザーには第一選択肢であることに変わりはないでしょう。