日頃からMac Proをメインマシンとして使っているんですが、部屋のレイアウトを変えてMac Proの位置を変更したところ、Bluetoothで動作するApple Mighty Mouseの挙動が不安定になってきました。

カーソルがマウスの動きに追随しない。スクロールの反応がワンテンポ遅れるなど。

あまりに使い物にならないので、暫くの間はワイヤードのApple Mouseを使っておりましたが、ワイヤレスの使い心地が忘れられず「Mighty Mouseの故障だろう。」と勝手に決め込み近くのAppleコーナーへ。

ろくに店頭で試しもせずMagic Mouseを購入。 意気揚々とMagic Mouseを接続してみると・・・

やっぱりダメ。

そこで初めて原因を考え始めたという浅はかさ。冷静になって考えてみると以前Mac Proを置いていた位置は机の右側。で、現在は机の左側。右利きの私にとってはMac Proを右側に置いた方がマウスに近く、当然ながら電波障害も少ないということは単純に考えても判るんですが・・・何せ今の位置の方が都合がいい。

Appleのディスカッションフォーラムなどを参考にしながらBluetoothモジュールにアンテナ線がちゃんと挿さっているか調べたのですがアンテナ線はちゃんと挿さっているし何も変化なし。

と思っていたところで目にとまったのがディスプレイのケーブルをDVIケーブルからDisplay Portケーブルに換えたらBluetoothマウスが普通に使えるようになったという記事。

そこではDisplay Port接続に換えて問題が解決したためDVI規格自体に問題があるような書き方がされていましたが、根本の原因は違うのではないか?というケーブル屋の勘が働いたため、いろいろ試してみることにしました。
確かにMac ProからナナオのSX2462まではDVIで接続されています。しかもDVIのメス-メスコネクタを使ってケーブルを延長しているという有様。

ハッキリ言って現在の位置は延長せずとも届く長さ。 でも、そこで1本に繋ぎ替えたんじゃ面白くないと、Mac Proの裏側でとぐろを巻いていたDVIケーブルの「とぐろ」の位置をちょっとだけMac Proから遠くなるようにしてみると・・・

気持ち、改善された程度。でも前よりはマシ。

次にSX2462に付属していたDVIケーブルだけを使ってMac Proと接続します。すると・・・

かなり良くなりました。これなら普通に使える!と思った矢先。マウスが追随しなくなりました。やはり妙な挙動が時折発生します。

続いて延長用に家電量販店で買ったDVIケーブルを使いSX2462とMac Proを繋ぎます。確か価格は数千円だったかと。高くはないけど安くもない。ですが、製品付属のケーブルよりは明らかに上。結果は・・・

見事!Magic Mouseが快適に使えるようになりました。

どうやらDVIケーブルから発せられるノイズの輻射によってBluetoothが影響を受けていたようです。

身の回りには電機機器、電子機器が溢れ、それぞれが発するノイズによって思わぬトラブルを引き起こすことがあります。

仕事柄、電源ケーブルの種類によってオーディオ機器の音質が影響を受けるということを経験していますが、こういったケースにおいてもケーブルの選択によって改善できるということを改めて実感しました。

ケーブルによる対策だけでは太刀打ちできない場合もあります。原因は何か?何が必要か?そんな事を考えさせられる身近な事案でした。